ピエール・クンツはモダンでエレガントさが特徴の44mmのスポーツモデル“グランドデイト・スポーツ”と41mmのレギュラー・コレクションのデザインを踏襲するモダンかつクラシカルな装いの“クラシカル・グランドデイト”のスティール・コレクションを2005年に発表しました。

レトログラードセコンドを６時位置、ピック・デイトを12時位置に配したこのコレクションからは、技術力の高さが成しえる文字盤の自由なデザイン性をもつピエール・クンツの作品の特徴がはっきりと見て取れます。

“グランドデイト・スポーツ”の革新は、時計の業界ではまだ使用されていない素材の探求でした。そのダイアルは合繊新素材テキサリウム（texali-um）で作られており、素材の軽さと強度により主に過激なスポーツのツールとして使用されています。
色鮮やかで斬新なその文字盤は樹脂加工され、素材が持つ独特な光沢が与えられています。（テキサリウムはスポーツ用品のスキーの板、ラケット、高級車の内装などの一部にも使用されています）
時針と分針にはブランドのエンブレムが刻印され、時間のインデックスとレトログラード・セコンドは共に、昼はもとより夜間での視認性も高めるためにスーパー・ルミノヴァ（畜光）が使用されています。その他、ねじ込み式竜頭と竜頭ガードを備え、衝撃や水への耐久性を高めています。（100m防水）
また、スポーツ・ウォッチに求められる高い精度を実現するために全てのムーブメントはC.O.S.C.（スイス公式クロノメーター検定協会）によってクロノメーターの認定を受けています。